・仕事のお金基礎知識~税金編~

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・仕事のお金基礎知識~税金編~


今回はお仕事やお給料に関わるお話をひも解いて行きましょう。
まず、転職で重要なポイントである年収についてですが、
意外にも自分の年収をよくわかっていない人もけっこうたくさんいらっしゃいます。

総支給額が上がる事を期待して転職にトライするものの、
いまいち総支給額差引支給額(手取り)を理解していない方も…
まずは、総支給額差引支給額の違いをしっかり把握して下さい。

総支給額とは会社から支払われた給料の全てです。
ここには基本給の他に各種手当類が含まれます。

差引支給額とは、簡単に言えばお給料日に口座に入って来るお金の事です。
これは所得税や住民税、社会保険料などが天引きされた実際に使えるお金です。
転職する時の年収額は、総支給額で見るのが一般的です。

さて、次は実際にお給料から引かれる税金について。
税金は、給与所得に対してかかる所得税と、都道府県と市区町村に対し収める住民税があります。
所得税は給与所得に対して課せられるもので、納め過ぎた場合は年末調整で返還されます。

住民税はお住いの地域での福祉や教育サービスを維持するために使う税金になります。
これらを総支給額なるお給料から天引き(源泉徴収といい、事業者が給与から差し引いて納めること)されて、
実際に支給される給与の事を「手取り」「差引支給額」といいます。

総支給額と差引支給額の違い、わかりましたでしょうか?

税引き後、また社会保険料控除後の手取りが差引支給額ですので、
このポイントをしっかり押さえた転職活動を行わないと、
転職後の年収に違いが生じてしまうので注意が必要です。

頑張って行きましょう。

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