・求人の休日表記~会社カレンダーと変形労働制~

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・求人の休日表記~会社カレンダーと変形労働制~


求人票に記載している休日について、
今回は「会社カレンダー」「変形労働制」について簡単にひも解いて行きます。

[会社カレンダーって?]


「会社カレンダー」…聞いたことあるような無いような単語ですよね。
これは、勤務先で毎年勤務カレンダーを作成している場合をいいます。

例えば、介護施設で変形労働制を申請している会社には、カレンダーがありますね。
要するに、前もって会社が決めた「会社カレンダー」によって労働日数や休日が決まっている事を言います。

工場なら、生産調整などの関係も深いと思います。
もし、カレンダーがない場合は、「シフトによる」などの記載になります。
一概には言えませんが、医療・福祉や工場関係、サービス業に多い印象ですね。

[変形労働時間制って?]


変形労働時間制というのも求人票ではよく目にします。

こちらは労働時間を月単位・年単位で調整することで、
多忙な時期に労働時間が増えても時間外労働としての取り扱いを不要とする制度のことをいいます。
(介護施設では1年単位で定めている施設が多くみられます)

労働基準法により労働時間は1週間40時間、1日8時間までと定まっていますが、
変形労働時間制を取り入れていれば、月単位(または年単位)で調整しますので、
勤務時間が増加しても時間外労働として扱わなくてもよくなります。

ここで注意すべき点は、
そうはいっても法で定められた労働時間を超えた分は、残業代を支払う必要があることです。

素人にはなかなか理解が難しい(筆者も難しいと思います)が、
前もって定められた休日や労働時間よりもいっぱい働いている気がする…そんな場合は、
意外と肌感でも正しい場合がありますので、自分の勤務をよく調べて、損の無いように気を付けたいものですね。


頑張っていきましょう。

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