郷に入れば郷に従え
【まずは馴染むしかない】
大変古くから使われている言葉ですが、人間関係を円滑に仕事をしたいならば、まずはここでしょう。
『郷に入れば郷に従え』
良い風潮なのか悪い風潮なのかはさておき、そこそこの職場でこのような風潮があるのが真実です。
大きな志を抱き、新しい職場ではきっとこうしたい、ああもしたい・・・そんな気持ちで再就職した
時でも、まずはこの気持ちをお持ちになっていた方が無難であると思います。
最初から『自己流』や『理想』ばかりを全面に押し出しても、職場に馴染めませんし、ハナから異端児扱い
されてしまいます。
まずは、謙虚に教えを乞う姿勢で徐々に新職場に馴染む事。
ここからスタートです。
【いかにあなた様にキャリアやスキルがあっても、まずは職場に馴染むのが先決】
ここを押さえておかないと、円滑な人間関係は築けないでしょう。
「理想の介護観」「ここをこうしたらもっとうまく行く」そんな気持ちを出すのは
新職場での業務をマスターした後です。
いかにあなた様にキャリアやスキルがあったとしてもです。
もどかしい部分もあると思いますが、そこはご自分の立ち位置をしっかりと確立した後でも遅くはありません。
「この施設はやり方が古い」
「色々な施設を経験して来た自分が新しい風を入れたい」
そう思ったとしても、今はまだその時期ではありません。その職場からすれば「余計なお世話」です。
本当に新風を吹き込むというのは、意図的に行う場合も勿論ありますが、その人の働き方や立ち居振る舞いなどの
全てが爽やかで機能的、見ている者が自ずと刺激されそれぞれが良き方向に向かうような影響を与える・・・
そのような事を指すのではないかと思います。
そんなカリスマ感をお持ちではない普通の人(多くの人は普通です)は、『郷に入れば郷に従え』、ここを押さえて
新職場での仕事をしっかりマスターして行く。
ある意味では自分を守る為の言葉にもなり得ます。
古い言葉にはそれなりに貴重な意味があります。
北海道介護求人センター 北條
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